最後まで支え続けたご夫婦の想い・・・
- ”Dog’s” 看板犬 茶々と寧々

- 4月2日
- 読了時間: 2分
スモモさんが、今日、4月2日に永眠しました。18歳でした。
昨年5月にここに来てから、約11ヶ月。これまでで一番長くお世話をさせていただいた老犬さんです。
入所当初のスモモさんは、とても元気で、1日中ランを歩き回り、夜鳴きもするほどのエネルギーにあふれていました。
それが少しずつ、ゆっくりと変わっていきました。
歩くことが難しくなり、車いすを使うようになり、やがて自分では動かせなくなり、人の手で支えながら足を動かす時間が増え、そして、寝たきりの状態へ。
それでも、毎日1回はランへ出て、風や草、太陽のぬくもりを感じる時間を大切にしてきました。
あんなに食欲旺盛だったスモモさんも、1週間ほど前から飲み込みが難しくなっていきました。
そして今朝。何も喉を通らなくなり、水をシリンジで与えると、苦しそうに吐き出しました。
舌がだらんと出て、呼吸が細くなっていくのを感じ、思わず心臓マッサージをすると・・・
一度、呼吸が戻り、また静かに、すやすやと寝息を立て始めました。
すぐに飼い主さまに連絡すると、駆けつけてくださり、まだ体が温かく、息のあるうちにお別れをすることができました。
そしてその数時間後、スモモさんは、静かに虹の橋を渡っていきました。
この11ヶ月の間にも、激しい下痢で体重が落ちてしまったことや、鼻の奥の炎症による鼻づまりで食事が取れず、鼻カテーテルで栄養をとっていた時期もありました。
そのときは、「もう難しいかもしれない」と覚悟したこともありました。
それでもスモモさんは、そこから見事に回復し、体重も増え、毛並みも整い、目に力が戻ったのです。
獣医さんから「奇跡の犬」と言われるほどの、強い生命力を見せてくれました。
そして、その命を支えていたのは、飼い主さまご夫婦の深い愛情でした。
ご高齢のご夫婦は、この施設に預けながらも、「自分たちにできることは、すべてやりたい」とおっしゃっていました。
週に一度は必ず面会に来られ、スモモさんを連れて獣医さんのもとへ。
点滴、関節の注射、目薬、腎臓のお薬、貧血のお薬、そして鼻づまりのための抗生物質の注射——どれひとつ欠かすことなく、丁寧に続けておられました。
「老犬だからといって、あきらめたくない」その言葉通りの姿勢に、何度も頭が下がる思いでした。
最期のその瞬間まで、スモモさんはたくさんの愛に包まれていました。
そして、自分の力で生ききった、立派な犬生だったと思います。
スモモさん、本当にありがとう。








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