「わがままに育ててしまった」そう語る飼い主さまへ
- ”Dog’s” 看板犬 茶々と寧々

- 7 日前
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「この子にとって、何がいちばん幸せなのか」それをいつも真剣に考えていらっしゃる飼い主さまがいます。
リピーターのミックス犬 太郎さん、14歳。
飼い主さまは、こんなふうにおっしゃいます。「うちでは太郎中心の生活になってしまって…。私が何でも言うことを聞いてくれる存在だと思って、わがままに育ててしまいました。」
でも、私はそうは思いません。
太郎さんは、“わがままに育った子”ではなく、たくさん愛され、大切にされてきた幸せなわんちゃんです。
自分のことを後回しにしてでも、この子のためにと考える。そんな飼い主さまの深い愛情の中で過ごしてきたことが、太郎さんの穏やかな表情からよく伝わってきます。
太郎さんには腎臓の持病があり、腹水がたまりやすかったり、排泄に時間がかかったりと、日々のケアが欠かせません。飼い主さまの入院や通院など、どうしても手が離せない時に、こちらでお預かりしています。
そして最近、少し気になる変化も見られるようになりました。
食欲が以前にも増して旺盛になったこと。要求吠えだけではなく、理由のわからない鳴き声が増えたこと。外に出ると、いつまでも歩き続けようとすること。
もしかすると、認知症の予兆かもしれない——。そんな心配が頭をよぎります。
長年、たくさんのシニア犬たちと過ごしていると、言葉では説明しにくい“空気感”のようなものを感じることがあります。太郎さんにも、ほんの少しだけその気配を感じています。
もちろん、まだ決まったわけではありません。まだまだ元気でいてほしい。まだまだ、穏やかな時間を重ねてほしい。
だからこそ今、認知症を少しでも遅らせる方法はないか、生活環境や刺激の与え方、食事や過ごし方まで模索しているところです。
年を重ねることは、止められません。でも、その時間をどう過ごすかは、きっと変えられる。
太郎さんがこれからも“太郎さんらしく”穏やかに過ごせるよう、飼い主さまと一緒に考えていきたいと思います。







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