対照的なふたりのお泊り体験
- ”Dog’s” 看板犬 茶々と寧々
- 7月23日
- 読了時間: 2分

滋賀県から来てくれたミニピンのリクさん(8歳)は、1泊のお預かり。さすが大人の風格、初めての場所でも落ち着いた様子で、ランでは軽快に遊び、お散歩も元気いっぱい。お部屋では静かにくつろぎ、何もかもスムーズでこちらが驚くほど。まるで「常連さんです」と言わんばかりの安心感でした。
一方、初めてのお泊まりに挑戦したのは、トイプードルのボブさん(1歳)。まだ若くて、環境の変化に戸惑いがいっぱい。到着してすぐ、お部屋の隅っこで固まってしまい、動くこともできませんでした。せっかくの広いランも、お散歩も、すべて「イヤイヤ」(^_^;) なんとかリードをつけて排泄のために外へ出ても、すぐにお部屋に戻りたがってしまいます。
この経験がボブさんの心に負担になってはいけないと考え、無理に外に出すことはせず、お部屋の中でゆっくりと、少しずつ距離を縮めていきました。そして迎えた翌日――なんと、自分から一歩、また一歩と出てきて、私のそばまで来てくれるようになったのです。たった一泊でも、小さな自信をつかんだボブさん。その成長がとても嬉しかったです。
そして、飼い主さまが迎えに来られた瞬間――なんということでしょう!ランを駆け回り、しっぽを振って大はしゃぎ!まるで昨日とは別のワンちゃんのように、元気で明るい表情を見せてくれました。
初めての一歩は、誰にとってもドキドキの連続。でも、ボブさんにとってこの体験が「怖い」じゃなくて「がんばれた!」という記憶になってくれたら…それだけで、私はとても幸せです。


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