相次ぐお別れ・・・
- ”Dog’s” 看板犬 茶々と寧々

- 11月25日
- 読了時間: 2分
再オープンして間もなくお預かりしていた、認知症を患う3匹の柴犬さんたち。そのうち2匹──茶色い柴犬さん(17歳のお誕生日を迎えたばかり)と、黒柴のレイクさん(17歳)が、相次いで虹の橋を渡っていきました。
茶色い柴犬さんは内臓の病気が疑われ、食欲がみるみる落ちてしまい、お家に戻って4日目に静かに旅立ったそうです。
レイクさんも同じく食欲がなくなり、あれほど元気に鳴いていた声も次第に弱まりました。それでも、お家に戻ってから1か月、頑張って過ごしてくれました。
約5か月のお世話の間には、猛暑の夏をなんとか乗り越え、車いすでランを歩いたり、日向ぼっこをして気持ちよさそうにしていた姿が思い出されます。スタッフやボランティアさんにもたくさん可愛がっていただき、本当に温かい時間を過ごしました。
同じように認知症を患う柴犬さんを5匹同時にお世話していた頃は、正直へとへとで大変でした。でも今は、スモモさん(17歳)だけに。ふとした瞬間、寂しさが押し寄せ、心にぽっかり穴が空いたように感じます。少し前に、親しい秋田犬のお友達が旅立ったばかりということもあり、なおさら胸がきゅっとします。
レイクさんは寝たきりの時間が長く、飼い主さまも、生きていてほしい気持ちと、鳴く姿を見ると、早く楽にしてあげたいとう気持ちの間で揺れていたそうです。
それでも一つ、良かったと思えることがあります。それは、お世話している私ではなく、お家に帰って大好きな飼い主さまと過ごしながら、見守られ、穏やかに旅立てたということです。
どうか、お二人とも安らかに。これまでの時間をありがとう。









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