寝たりきり介護へ・・・
- ”Dog’s” 看板犬 茶々と寧々
- 3 日前
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柴犬のスモモさん、17歳。ここに来たばかりの頃は、よく歩き、よく鳴いて、とても元気に過ごしていました。ところが1週間前、私が留守にしていたときにスタッフから連絡が。「スモモさん、鼻がフガフガして苦しそうで、ご飯も食べないんです」と。
すぐに近くに住む飼い主さまにお願いして、動物病院へ連れて行っていただくことにしました。ところが、その時ちょっとしたハプニングが・・・。お散歩に出ていたスタッフが不在の間に、飼い主さまが迎えに来られたのですが、急いでいたせいか、隣に寝ていた別のワンちゃんを連れて行ってしまったのです。偶然にもその子も同じ柴犬、同じ年齢、同じように認知症。そして、スモモさんと同じハーネス!でもスモモさんより少し元気な子でした。
お散歩から戻ったスタッフが入口でその飼い主さまと鉢合わせ、「お願いします」と送り出したのですが…犬舎に戻ると、まだスモモさんがいる!そして隣のワンちゃんがいない!慌てて病院へ行き、無事に“交換”。先生も「スモモさん、ずいぶん元気になったね!」と笑っておられたそうです。ちょっと笑える、かわいらしいハプニングでした(^_^;)
さて、本題に戻ります。診察の結果、スモモさんは鼻の奥に膿が溜まっていたとのこと。抗生物質の注射を打ち、鼻カテーテルを入れて、しばらくそこからリキッドのご飯を入れることになりました。1回60ccを1日4回。あんなに歩き回って鳴いていたスモモさんが、あっという間に寝たきりになってしまいました。
これまでの老犬さんの介護を思い返すと、「みるみる間に変化が訪れる子」と「少しずつ少しずつ変化していく子」がいます。数週間前に虹の橋を渡ったリクさんは前者でした。スモモさんはというと…リキッド食を続けた数日後から、お口から流動食を食べられるようになりました。
どこまで回復してくれるのかはわかりませんが、これからも丁寧に、しっかりと見守っていきたいと思います。

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