帰国が近づいてきた今、思い切ってその施設に足を運んでみることにしました。最初は、どうしても怖さや不安があり、なかなか踏み出せなかったんです。でも、いざ行ってみると、施設の中は予想以上にきれいで、環境もとても良かったです。犬たちの数も少なく、スタッフやボランティアの方々がしっかりとケアできる体制が整っているように感じました。カナダにはこうした施設がいくつかあり、だからこそこうしたサポートができるのだと実感しました。
そして、見学して驚いたのが、秋田犬が2匹もいたこと。ほとんどが大型犬で、ピットブルやシェパード、ボーダーコリーなど、さまざまな犬たちがいました。私が施設内を歩くと、どの犬たちも嬉しそうに吠えたり、尻尾を振ったりして、興味津々に私を見つめてきました。もしかして、迎えに来てくれたのかな・・・? そう思うと胸が締めつけられるような気持ちになり、自然と涙がこぼれました。
その瞬間、何もできない自分がとても悔しく感じました。もっと何かできることがあったら…と、切なくてたまりませんでした。
来週は、別の組織が運営している保護施設にも見学に行く予定です。また、そこでの体験をお伝えできればと思います。




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