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ノーリードには、マイッタ(^_^;)

執筆者の写真: ”Dog’s”  看板犬  茶々と寧々”Dog’s” 看板犬 茶々と寧々


バンクーバーで生活を始めて驚いたのは、犬たちとの出会いの多さです。特に大型犬をよく見かけます。日本では小型犬が主流ですが、こちらではしつけが行き届いているせいか、大型犬でも落ち着いて飼い主の指示に従う姿が目立ちます。多くの犬がノーリード(off-leash)で公園を歩いたり散歩しているのを見て、最初はドキドキしました。というのも、私の愛犬、秋田犬の茶々と寧々は、他の犬に対して厳しい面があるからです。

子犬の頃はドッグランで他の犬と遊ぶことも多かったのですが、成長するにつれて気が強くなり、現在は他の犬との接触を極力避けるようにしています。特にノーリードの犬が近づいてくると、私はリードをしっかり握り、緊張しながらその場を離れます。バンクーバーでは犬のしつけがしっかりしていると言われていますが、それでも犬同士のトラブルが起きることはあります。


犬同士の事故がもたらす教訓

滞在中に耳にした事故の話をいくつかご紹介します。

  1. 夏の公園での悲劇 ダウンタウンの公園で、ノーリードのピットブルが小型犬を襲い、命を奪ってしまったというニュースがありました。

  2. 脱走したピットブル 預かり中のピットブルが頑丈なゲージを破り、他の犬に大けがを負わせたという話も聞きました。

  3. ロットワイラーの襲撃 散歩中、ロットワイラーに首を噛まれた犬の飼い主が、なかなか離せず苦労したという体験談も耳にしました。

どのケースでも共通していたのは、「普段はそんな姿を見たことがなかった」という飼い主の言葉でした。動物の本能は予測不可能な部分があり、それを完全にコントロールするのは難しいと改めて感じます。


私と秋田犬たちの散歩事情

一度、公園でリラックスしているとき、背後からノーリードの犬が近づいてきたことがありました。茶々と寧々は警戒し、激しく吠えました。幸い、私がしっかりリードを持っていたので接触は避けられましたが、もし相手の犬が反撃してきたらどうなっていたのかと考えると恐ろしいです。その犬の飼い主は50メートルほど離れた場所におり、すぐに対処できる距離ではありませんでした。

犬にはそれぞれテリトリーがあります。特に日本犬はその意識が強い傾向にあると感じます。飼い主として、自分の犬を信じることも大切ですが、「絶対大丈夫」と過信せず、万が一の事態に備えることも重要です。


犬愛好家としての思い

私は犬が大好きですが、同時に犬の持つ危険性も理解しています。茶々と寧々との散歩中、私の緊張が彼女たちにも伝わっているのかもしれません。そう思うと少し申し訳ない気持ちになります。しかし、事故が起きてからでは遅いですし、私の英語力では、複雑な問題への対応は難しいと感じます。


バンクーバーの犬文化は素晴らしい部分が多いですが、その裏に潜むリスクについても考えさせられる日々です。これからも茶々と寧々との安全な散歩を心がけながら、この街での生活を楽しんでいきたいと思います。

 
 
 

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