すんなり受け入れらた柴犬さん
- ”Dog’s” 看板犬 茶々と寧々
- 20 時間前
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犬の世界って、本当に不思議です。
うちに来た11歳の柴犬さん。今回、「生涯預かり」というかたちのお預かりとなりました。うちの秋田犬たちは、普段とても縄張りに厳しく、新入りが受け入れられるのは簡単なことではありません。けれど、この柴犬さんは…驚くほど自然に、うちの犬たちの中に溶け込んでいったのです。
最初の1ヶ月は、じっくり時間をかけました。まずは「この子は敵じゃないよ」ということを、うちの犬たちに丁寧に伝えていくステップ。
柵越しに会わせてみる
リードをつけて少し近づけてみる
リードを離して自由にさせてみる
私が近くにいる状態で接触させる
私が別の作業(草取りなど)をしていても同じ空間にいさせる
少しずつ、少しずつ…。そして今では、私が家の中にいても、4頭一緒に安心して過ごせるようになりました。
うちの犬たちには、ちゃんと“序列”があります。一番は茶々、二番は寧々、そして三番目が初。柴犬さんにも、そのルールをきちんと見せて、匂いを覚えてもらって、共に暮らす仲間として認識してもらいました。
以前2年近く預かっていたチーくんは、どうしても寧々とうまくいかず、最後まで柵越しの関係でした。保護犬の初ちゃんでさえ、打ち解けるのに2〜3か月かかりました。今でも茶々と寧々には頭が上がらず、同じ部屋で寝るのは遠慮するほどです。
でも、この柴犬さんは、最初から“わきまえている”ような空気をまとっていたんです。
「私は何もしません。反抗しません。迷惑はかけません…」そんなオーラを静かに放っている感じで。(^_^;)
だからなのか、ラン(ドッグラン)の利用時間も特別です。普段は、お預かりのワンちゃんは午前、うちの秋田犬たちは午後と時間を分けていますが、柴犬さんはなんと1日中自由にランで過ごせています。
もちろん、すべての犬と仲良くできるわけではありません。秋田犬って、やっぱり独特なところがありますし、初ちゃんですら、どうしても合わない犬もいます。
でも、そんな中で、この柴犬さんの存在は本当に「稀(まれ)」。
うちのワンコたちと、最初からうまくやっていけたことは、奇跡のようです。「生涯預かり」という長い旅を、うちの子たちと一緒に、穏やかに過ごしてくれたら嬉しいなと思っています。
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