名前は「おじいちゃん」たくさんの時を超えて、今、幸せの中に・・・
- ”Dog’s” 看板犬 茶々と寧々
- 7月7日
- 読了時間: 2分

推定年齢12歳以上の柴犬、その名も「おじいちゃん」。ちょっとユニークで愛らしいお名前ですが、その人生(犬生?)は決して平坦ではありませんでした。保健所から、最初の里親さんのもとへ旅立ったものの、3ヵ月ほどで戻ってきてしまい、保健所でトータル約半年という長い時間を過ごしていたおじいちゃん。加えて多指症という先天的な特徴と、重度のアトピーを抱えており、週に2回の薬用シャンプーが欠かせない状態です。それでも、そんなおじいちゃんを“まるごと”受け入れてくれた方がいました。今の飼い主さまは、この保護施設にもたびたび足を運び、ボランティアとして活動してくださっている心優しい方。特に老犬への深い愛情を持ち、これまでも5匹ものシニアの保護犬を引き取り、最期まで寄り添ってこられたそうです。
「おじいちゃんは、本当に幸せ者だな」と心から思います。愛情と丁寧なケアのおかげで、アトピーも少しずつ良くなってきているとのこと。
実は、うちの茶々(30kg近い長毛犬)も皮膚炎を抱えており、獣医さんからは「週2回のシャンプーを」と勧められたのですが…その大変さに根負けしてしまった私は、おじいちゃんの飼い主さんの献身に、ただただ尊敬の気持ちでいっぱいです。
今回が初めてのお預かりとなるおじいちゃんですが、今はお部屋でとてもお利口さんにスヤスヤお昼寝中。たくさんの過去を乗り越え、静かで穏やかな時間が、これからずっと続きますように――。
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