大喧嘩 第1幕の後、次の日、私は、友達に手伝ってもらって、茶々と寧々の散歩に出かけました。最初は、友達が寧々のリードを持ち、少し離れて散歩をしましたが、後半は私がいつものように2匹のリードを持って散歩をしました。これがその時の写真です。
あれだけ仲のよかった茶々と寧々。喧嘩したってすぐに仲直りできるはず…という甘い考えを持っていた私は、家に戻った後、なんと、なんと、とんでもないバカなことをしてしまうのです。
一緒に散歩できたんだから、もう大丈夫。いつものように、散歩が終わり、ドッグランに入った途端に、二匹のリードを外し、フリーにしてしまったのです。そして、私は、2匹に背を向けました。その瞬間、ギャン!!という激しい鳴き声がしたのです。慌てて振り向くと、寧々が茶々の首を上から押さえつけるように噛みついていたのです。ギャンっ!と言ったのは、茶々でした。それから、私は寧々の首輪を引っ張りました。でもびくともしません。茶々は、悲痛な叫び声を上げ続けていました。
私は、ホースから水を出して寧々にかけました。一瞬振り向いて顔を上げた寧々。その時、素早く離せばよかったのに、私は、固まってしまいました。寧々は、また茶々の首を噛み始めたのです。私は無力でした。どうにもできない情けない飼い主でした。ただ水をかけ続け、茶々の悲痛な鳴き声を聞きながら、胸が張り裂けそうな思いで早くこの地獄のような光景が終わってほしいと願い続けるだけしかできませんでした・・・今日はここまで。思い出すだけでつらい出来事でした・・・
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