ラッキーさんから教えてもらったこと
- ”Dog’s” 看板犬 茶々と寧々

- 11月21日
- 読了時間: 2分
ダックスフンドのラッキーさん、16歳。
今回は短期のお預かりでのご利用です。視力はほとんどなく、お薬も3種類服用中。自力で歩くことはできるものの、倒れてしまうと自分では起き上がれず、助けを求めるように鳴くことがあります。
初めての環境ということもあり、ラッキーさんは少しパニック気味。慌てて歩き回ってはつまずいて倒れ、大きな声で鳴いてしまう…。ご飯もお水も口にせず、戸惑いと不安でいっぱいの様子でした。
「さて、どうしたものか…」飼い主さまとLINEで状況を共有しながら、今回は見学だけでなく、事前に何度か“時間預かり”を経験させておくべきだった──とお互いに反省。
まずは、ラッキーさんの心を落ち着かせることが最優先。そこで、ランではなく、暖かいお部屋の中で広めの丸いサークルに替えて、安心して歩き回れるよう環境を整えました。
しばらく様子を見守っていると、ラッキーさんは徐々に落ち着きを取り戻し、ようやくご飯もお水も口にしてくれました。その姿に、胸の奥がふっと軽くなるような安心感が広がります。
今回のお預かりでも、私にとって大切な学びがありました。シニアの子たちが新しい環境で少しでも不安にならないよう、そして飼い主さまにとっても安心できるように、事前のステップをもっと丁寧に積み重ねていくこと。
ラッキーさん、今日はよく頑張ったね。









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